濱崎 格 / たーさん
そこの声、
聞こえてる?
仕事の場が変わっても、
立ち止まって考えてきたことがあります。
その人は、今、どう思っているのだろう。
これまでの歩みを見る ↓
合同会社 学び場デザインLabo 代表
対話型学びデザイナー
看護の現場から
声を出せない人の、
そばにいる。
看護師をしていた頃、意思を言葉で表すことのできない患者さんの意思決定支援に関わっていました。
治療が続く中で、ご家族も医師も、最後まで諦めずに頑張ろうとしている。そのそばで、僕には気になっていることがありました。
その人の意思は、
今、どうなのだろう。
最初に治療を受けようと思ったときと、今とでは、本人の思いも変わっているかもしれない。でも、その人がどう思っているのかを、僕が決めることはできません。
そばにいる看護師は、その人の代弁者でありたい。だからこそ、答えが分からなくても、この問いを周りに投げかけることはできるのではないか。当時、そんなことを考えていました。
自分の見方も、問い直す
「その人のため」を、
誰の目で見ているのか。
ICUに見学に来た看護学生に、患者さんが、ご家族が状況を受け止めるための時間をつくっているのだ、という話をしたことがありました。
けれど、後から思い返して、立ち止まりました。それは、本当にその人が望んでいることなのだろうか。
本人の思いを大切にしたいと考えていた僕自身も、本人の気持ちを確かめられないまま、その状況に意味をつけていたのかもしれません。
何が最善なのか。簡単に答えが出る話ではありません。だからこそ、一人の見方だけで決めず、本人のことをチームで考える必要があると思っていました。
研修で、一緒に考えたいこと
食後のコーヒーにも、
その人の暮らしがある。
研修で、施設で暮らす高齢者の独り言を描いた動画を見てもらうことがあります。
朝ごはんを食べない生活だった。食後には、コーヒーも飲みたい。けれど、施設には施設の流れがあって、自分の暮らし方とは違う一日が進んでいく。
喉が渇いても、夜にトイレへ行くと迷惑をかけるかもしれないと我慢する。そんな、口に出しにくい思いが描かれています。
僕が見てもらいたかったのは、その我慢の中にある声でした。
そこの声、聞こえてる?
いつもの流れの中で、見えなくなっていることはないだろうか。その人の思いに気づいたとき、少しでもできることはないだろうか。研修では、そんなことを一緒に考えたいと思っています。
そして、今のLaboへ
声を聴くことから、
一緒につくり始める。
看護、保育、福祉、教育、組織開発。関わる現場は変わっても、一人ひとりの声から考えることを大切にしています。
今、法人の研修をつくるときも、まずは困っていることや、大切にしてきたことを伺います。何を育てたいのか。誰と、どんな場をつくるとよいのか。経営者や担当者と対話を重ねながら、一緒に組み立てていきます。
研修の中で気づいたことを、会議や日々の関わりで小さく試す。やってみてどうだったかを振り返り、次の学びを考える。その繰り返しに、Laboは伴走します。
一人ひとりが、自分の言葉で話せること。その声を聴き合い、自分たちで次の一歩を考えられること。そんな時間を、職場の中に一緒につくっていきたいと思っています。
これまでの歩み
いくつもの現場が、
今の仕事につながる。
主な仕事と、その傍らで重ねてきた学びや活動。
同じ時期に、いくつもの現場と関わってきました。
主な仕事歩み並行してきた仕事・活動・学び
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1990年代
主な仕事
1995–1998
銀行の仕事から
出納、窓口、貸付、営業を経験。
この時期を詳しく
1995年に大学の経済学部を卒業。同年から1998年まで銀行に勤務しました。
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2000年代
主な仕事
2002–2011
ICUで、
いのちのそばに
集中治療室の看護師として、患者さんを支える。
この時期を詳しく
2002年、看護専門学校を卒業し、看護師資格を取得。附属病院のICU(集中治療室)に2011年まで勤務しました。
並行してきた仕事・活動・学び
2008 / 2010–2013
集中ケアを学び、
つながる
専門性を深め、認定看護師の会の活動にも関わる。
活動・学びを詳しく
- 2008年 認定看護師養成課程・集中ケア学科を修了。
- 2010–2013年 集中ケア認定看護師会の役員。
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2010年代・前半
主な仕事
2011–2012 / 2012年から
看護を教える。
保育の現場へ。
看護師の育成に携わり、その後、保育園での仕事へ。
この時期を詳しく
- 2011–2012年 看護協会の認定看護師養成課程で教員を務める。
- 2012年 保育園での勤務を開始。
並行してきた仕事・活動・学び
2011年 / 2013年 / 2014年から
福祉と、地域と、教育と
社会福祉を学び、地域活動や専門学校での授業にも関わる。
活動・学びを詳しく
- 2011–2021年 青少年指導員。
- 2013年 社会福祉士資格を取得。
- 2013–2022年 地域の福祉活動の推進委員。
- 2014–2016年 専門学校の非常勤講師。「老いと健康」を担当。
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2010年代・後半
主な仕事
2016–2021
園長として、
人と組織に関わる
保育園の園長を務め、現場・人材育成・組織運営に携わる。
この時期を詳しく
2012年から勤務していた保育園で、2016年から2021年まで園長を務めました。
並行してきた仕事・活動・学び
2015年 / 2016年 / 2017年から
家庭を訪ね、
次の担い手を育てる
家庭訪問型の子育て支援、地域の拠点、大学・専門学校での教育へ。
活動・学びを詳しく
- 2015年開始 家庭訪問型子育て支援「ホームスタート」のオーガナイザー。
- 2015–2016年 保育月刊誌の編集委員。
- 2016–2017年 専門学校で「乳児保育」を担当。
- 2017–2023年 地域の子育て支援センターに関わる。
- 2017–2019年 短期大学で「保育相談支援」を担当。
- 2017–2025年 保護司。
- 2018–2022年 ホームスタート・ジャパン理事。
- 2019–2022年 大学で「乳児保育Ⅰ」を担当。
- 2019–2023年 大学で「子ども家庭福祉」を担当。
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2020年代
主な仕事
2021–2023
法人全体の、人の育ちへ
人材開発部長として、職員の育成や研修設計に携わる。
この時期を詳しく
2021年から2023年まで、社会福祉法人の人材開発部長を務めました。
並行してきた仕事・活動・学び
2020–2023
地域の子育て支援を支える
訪問型子育て支援事業の運営にも関わる。
活動・学びを詳しく
2020年から2023年まで、自治体からの委託による訪問型子育て支援事業の公益事業管理責任者を務めました。
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独立法人退職後
主な仕事
個人事業 あゆたま(歩素和魂)
「あゆたま」として、
活動を始める
法人を退職し、個人事業主として、人材育成・能力開発のコンサルティングに取り組む。
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今ここから
主な仕事
学び場デザインLabo
経験をつなぎ、
学び合う場をつくる
あゆたまでの活動を経て、学び場デザインLaboへ。対話型学びデザイナーとして、人と組織の学びと変化に伴走しています。
出来事が始まった時期を軸に並べています。複数の年代にまたがる仕事・活動もあります。
場づくりのイメージ
すべての経験が、
つながっている。
人・組織・地域の想いをつなぎ、
ともに育ち合う場をデザインする。
パンフレットに描いた、Laboの仕事の広がりです。
パンフレット「場づくりのイメージ」より